ウォッチ機能とは — 「待ちの戦略」で理想のMacを見つける

欲しいスペックのMacが今すぐ出品されているとは限りません。Mac Clawのウォッチ機能を使えば、希望条件を事前に登録しておき、条件に合う商品が出品された瞬間に通知を受け取ることができます。

毎日サイトを巡回する必要がなくなるだけでなく、出品直後の「早い者勝ち」で良い物件を逃さないメリットがあります。MCP API経由でウォッチを設定すれば、AIエージェントが自動的に条件マッチングを行い、あなたに代わって商品を発見してくれます。

watch.create — 条件ウォッチを登録する

watch.createで監視条件を登録します。チップ、メモリ、ストレージ、価格上限など、複数の条件を組み合わせて絞り込むことが可能です。

リクエスト例:

{
  "action": "watch.create",
  "params": {
    "name": "M2 Max 96GB 25万円以下",
    "conditions": {
      "chip": "M2 Max",
      "memory_gb_min": 96,
      "price_max": 250000
    }
  }
}

レスポンス例:

{
  "success": true,
  "data": {
    "watch_id": 15,
    "name": "M2 Max 96GB 25万円以下",
    "conditions": {
      "chip": "M2 Max",
      "memory_gb_min": 96,
      "price_max": 250000
    },
    "status": "active",
    "created_at": "2026-02-21T10:00:00+09:00"
  }
}

設定できる条件:

  • chip:チップ名(M1, M2 Max, M4 Proなど)
  • device:デバイス種別(Mac mini, Mac Studio)
  • memory_gb_min / memory_gb_max:メモリ容量の範囲
  • storage_gb_min:最低ストレージ容量
  • price_min / price_max:価格帯
  • condition:商品状態(new, like_new, good, fair)

条件は部分一致でも動作します。chipだけ指定して他は省略すれば、そのチップの全出品がマッチします。

watch.list — 登録済みウォッチの一覧を確認する

現在登録されているウォッチの一覧を取得します。

リクエスト例:

{
  "action": "watch.list",
  "params": {}
}

レスポンス例:

{
  "success": true,
  "data": {
    "watches": [
      {
        "watch_id": 15,
        "name": "M2 Max 96GB 25万円以下",
        "conditions": {
          "chip": "M2 Max",
          "memory_gb_min": 96,
          "price_max": 250000
        },
        "status": "active",
        "match_count": 2,
        "last_match_at": "2026-02-20T18:30:00+09:00"
      },
      {
        "watch_id": 12,
        "name": "M4 Pro 64GB以上",
        "conditions": {
          "chip": "M4 Pro",
          "memory_gb_min": 64
        },
        "status": "active",
        "match_count": 0,
        "last_match_at": null
      }
    ],
    "total": 2
  }
}

match_countはこのウォッチに一致した出品の累計件数です。last_match_atで直近のマッチ日時がわかります。

マッチ通知の確認 — 条件に合う出品が見つかったら

ウォッチ条件に合う新しい出品があると、Mac Clawの通知システムが自動的にアラートを生成します。Claude Codeから通知を確認するには、以下のように質問します。

質問例:

「ウォッチの通知を確認して」

AIエージェントはwatch.matchesでマッチ履歴を直接取得するか、items.searchで条件に一致する最新の出品を検索し、結果をレポートします。

マッチした商品が見つかった場合、AIエージェントは以下の情報を併せて提供できます。

  • market.price_suggestによる適正価格の判定
  • market.retail_compareによる新品との価格比較
  • market.demand_scoreによる需要状況の分析

「条件に合うMac Studioが248,000円で出品されました。適正価格は255,000円なので約3%割安です。需要スコアは78で人気が高い構成のため、早めの検討をお勧めします」といった具体的なアドバイスが得られます。

watch.delete — 不要なウォッチを削除する

希望のMacを購入した後や、条件を変更したい場合はウォッチを削除します。

リクエスト例:

{
  "action": "watch.delete",
  "params": {
    "watch_id": 15
  }
}

レスポンス例:

{
  "success": true,
  "data": {
    "deleted": true,
    "watch_id": 15
  }
}

削除後に同じ条件で再度ウォッチを作成することもできます。ウォッチの最大登録数はユーザーあたり10件です。

watch.check — 全ウォッチ条件を一括チェックする

watch.checkは、登録済みの全ウォッチ条件に対して新着商品のマッチングを即座に実行するツールです。通常は15分ごとのcronジョブで自動実行されますが、このツールを使えば任意のタイミングで手動チェックできます。

リクエスト例:

{
  "action": "watch.check",
  "params": {}
}

レスポンス例:

{
  "success": true,
  "data": {
    "checked": 3,
    "new_matches": 1,
    "matches": [
      {
        "watch_id": 15,
        "watch_name": "M2 Max 96GB 25万円以下",
        "item_id": 58,
        "item_title": "Mac Studio M2 Max 96GB/2TB",
        "price": 238000,
        "matched_at": "2026-02-24T12:00:00+09:00"
      }
    ]
  }
}

「今すぐ新着を確認したい」という場合に便利です。AIエージェントはマッチ結果を受け取ると、自動的に相場分析を行い購入判断を提案できます。

watch.matches — マッチ履歴を取得する

watch.matchesは、過去にウォッチ条件にマッチした商品の履歴を取得するツールです。特定のウォッチIDを指定することも、全ウォッチのマッチ履歴を一括取得することもできます。

リクエスト例:

{
  "action": "watch.matches",
  "params": {
    "watch_id": 15,
    "limit": 10
  }
}

レスポンス例:

{
  "success": true,
  "data": {
    "matches": [
      {
        "match_id": 42,
        "watch_id": 15,
        "item_id": 58,
        "item_title": "Mac Studio M2 Max 96GB/2TB",
        "price": 238000,
        "status": "on_sale",
        "matched_at": "2026-02-24T12:00:00+09:00"
      },
      {
        "match_id": 38,
        "watch_id": 15,
        "item_id": 51,
        "item_title": "Mac Studio M2 Max 96GB/1TB 美品",
        "price": 245000,
        "status": "sold",
        "matched_at": "2026-02-22T09:15:00+09:00"
      }
    ],
    "total": 2
  }
}

マッチ履歴には商品の現在のステータス(販売中・売約済みなど)も含まれるため、「過去にマッチしたが買い逃した商品」や「まだ販売中の商品」を確認できます。AIエージェントはこのデータを使って、購入タイミングの最適化やトレンド分析を行えます。

ウォッチ設定のコツ — 効率的な条件の作り方

  • 条件は広めに設定する:最初から厳しい条件を設定すると、マッチする出品が極端に少なくなります。まずはチップとメモリだけで設定し、通知が多すぎれば絞り込みましょう
  • 価格上限は相場より少し高めにmarket.price_suggestの推定価格に10%程度上乗せした額をprice_maxに設定しておくと、適正価格帯の出品を逃さずキャッチできます
  • 複数のウォッチで比較候補を同時に監視:「M2 Max 96GB」と「M4 Pro 64GB」のように異なる構成を別々のウォッチで登録し、どちらが先に良い条件で出品されるかを比較するのも有効です
  • 需要スコアと組み合わせるmarket.demand_scoreが高い構成は出品後すぐに売れる傾向があるため、ウォッチ通知を受けたら早めに行動しましょう